2008年05月01日
閉塞感を吹き飛ばせ!!
5月1日、暫定税率が復活した日に、地元名古屋の先輩と電話で1時間程話をした。
先輩からの第一声は、我が党への不満だ。ガソリン税に穴が空き続ければ、最終的に借金で穴埋めすることになり、将来にツケを回すことになる。その額は実に1ヶ月で約2,000億円。一方、野党第一党は、国会ではガソリンを下げると言いながら、地方議会ではガソリン税の税収を見越した上で編成された予算案に賛成するなど、そのいい加減さは十分承知した上で、「何とかならんか!」との声だった。
かつて一億総中流と言われた頃、我が国は高度経済成長期にあり、多くの人たちが笑顔で暮らすことができた。私の両親は既に他界したが、従業員数人のペンキ屋の“おやじ”として、庶民のど真ん中で生きていた。生活は貧しかったが、十分満たされた人生を送ることが出来た時代ではなかったろうか。
その後、バブルの崩壊、そして失われた10年を経過し、やっと立ち直り始めてはいるものの、全体的な閉塞感は否めない。何としても景気を回復させ、国全体を覆う重い雰囲気から脱しなければならない。それには、まず国内の生産性を高め、付加価値と雇用を生み出さねばならないと思う。
生産コストの削減や、貿易黒字による摩擦解消などの観点から、新興国へ生産拠点を移した結果、国内の生産工場は減少し、雇用の減少や中小企業の厳しい経営へとつながり、最終的に給料があがらなくなり、消費が伸びず、景気の力強い回復が見られない、という結果につながっている。
近年、生産拠点の国内回帰も徐々に進んできてはいるものの、さらなる推進のために、税制のあり方を見直すなど国として具体的な方向性を示すとともに、各企業にも国益という観点からのさらなる取組みをお願いしたい。また、世界的には人口は増加傾向にあり、結果として、資源や食糧の高騰が家計を圧迫している。食の安全や自給率向上への国民の意識が高まっていることを踏まえ、安全・安定の食料供給体制の確保も喫緊の課題だ。さらに、最終的な安心を確保するため、社会保障のあり方も今一度整理しなければならない。行財政改革、つまりムダを省く努力と共に、新たな財源についても検討せねばなるまい。
現実を直視したとき、我が党の進む道は正しいと確信している。しかし庶民が苦しんでいるのも事実である。そこを「何とかせぃ!」との先輩の叱咤激励に心から感謝しつつ、今日も全力で仕事に挑む。
投稿者 ito-wataru わたるの今日, 国土交通, 道路特定財源・ガソリン税 【コメント (0)】 【トラックバック (0)】
2008年01月30日
岐路その2
1/30(水)、朝から報道でも「つなぎ法案」の話題でもちきり。昨夜のブログにも書いたように、歳入に関する法案については「本来、与野党双方で審議を重ね、年度内に結論をだすことこそ立法府の責務だ。」と思う。
しかし、ここまでの野党の対応はどうだったか?あたかも3/31まで審議をひっぱり、暫定税率をはじめとする歳入法案を期限切れに持ち込むという態度ではなかったか?
原油高騰で実際に生活が圧迫されているのも事実。その他、少子高齢化で社会保障費が増大しているのも事実。はたまた、道路特定財源といいながらレクリエーションに使っていたのも事実。
大切なことは、繰り返しになるが、国民にとって最良の選択を合理的に導きだす努力だ。ガソリンが25円安くなるか、ならないか、という二者択一の問題ではなくなってきているのではないか。
であれば、3/31になると自動的に期限切れになるこの期限を二ヶ月だけ先に延ばし、十分な議論の場を確保することも方法の一つだ。それを「事実上の暫定税率の維持決定だ。」とか、「国会軽視、言論封殺だ」という主張は行き過ぎではないか。
今日も与野党協議は続く。
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2007年05月23日
耐震偽装から1年半
こんにちは。夏の参議院選挙の大勝利に向けて全力で取り組みながら、先週、教育再生特別委員会での総括質疑を終え、今週は国土交通委員会において、“住宅の瑕疵担保責任の履行の確保”に関する法律についての審議を進めています。
要するに何かと言いますと、住宅にはその販売業者に対し、販売後10年間の内に何か問題が発生した場合には、それに対応する言わば“保証”が付いています。これが“瑕疵担保責任”と言われるものです。
一昨年の耐震偽装事件の際、本来、瑕疵担保責任を担うべきマンション販売業者が倒産し、この責任を全うできないという事象が発生をしました。これを受けて、約1年半かけて、こうしたことの無いよう、住宅販売業者が加入しなければならない保険、“自動車の自賠責保険”のようなものの住宅版を創設しようとしてきたものです。
この法律が成立すれば、耐震偽装を受けての一連の法改正が決着し、住宅に対する安全性が格段に向上するものと考えます。実施には今しばらく(約3年程度)時間が必要ですが・・・。
一生に一度の大きな買い物である住宅の信頼をどう向上させるか? この1年半そのために国土交通委員として取組んで参りました。これで一定のセーフティー・ネットが構築されることになります。
最近の風潮として、マスコミを含めて様々な事件が発生した直後は大きく取り上げられるのですが、それがその後どうなったのか? 長い目で見つめていくという取組みが希薄すぎるように感じます。時流に流されることなく、的確な仕事ができる政治家になれるよう努力を重ねて参ります。
投稿者 ito-wataru ご報告, 国会審議, 国土交通 【コメント (0)】 【トラックバック (0)】
2006年04月11日
『住生活基本法案』
こんばんは(^^;) 最近、ブログが滞り気味ですみません・・・。
その分、国土交通、法務、沖縄・北方の各委員会で積極的に質問をさせていただいてますので、詳しくは活動報告に準備出来次第ご報告してまいります。
さて、今日は初めて本会議にて公明党を代表して質問をさせていただきました。現在、国土交通委員会では『住生活基本法案』について審議が進められています。
わが国の住宅基本法制定の動きは、今から90年近くも昔、東京市長に就任直前の後藤新平氏によって起こされました。当時の官僚、学界、建築界の有力者で構成された後藤氏が主宰する「都市研究会」は、次のように提案しています。
「住宅が沢山出来ますれば、住宅の不足に対する方策はそれでほぼ目的を達せられる」、しかし「住宅の改良、つまり住宅問題といふものが残って居て、今まで申しただけでは足りない」と指摘し、「国家又は公共団体が組織的住宅政策を執って、而して之に必要なる法制を整へて実行しなければならぬ」として、個人の力を超える住宅問題の解決のために「住居法案」の制定を呼びかけています。
後藤氏らの住居法提案と時を同じくして、地方からも制定を求める声は上がっています。当時の大阪市長・関一(せきはじめ)氏は、わが国では「住宅問題よりもまづ都市計画が世論の焦点になっている」と批判したうえで、より具体的に法案に規定すべき内容として、住居地区の改善、住宅調査、住宅供給などを列挙し、政府に制定を迫っています。
関市長が最も熱心に強調したのは、当時の先進国・英国をモデルに「文明国として必要なる最低の標準」としての居住水準を定めること、そして耐震偽装もなかった時代に住宅監督制度を整備することでありました。
今日からみると、関市長の積極的な提言は、驚くべき先見性をもっていたという以上に、国に居住水準の確保を求める一方で、危険な住宅に対する住宅監督の必要性を、“地方自らの発想”でその解決に苦慮していたことは象徴的でもあります。
このような後藤新平・関一両氏の住居法の構想はその後どうなったのか。関東大震災や道路・鉄道整備など都市計画の優先によって昭和10年代まで放置され、財団法人・同潤会(どうじゅんかい)によって法案要綱の骨子まで作成されましたが、結局、第二次大戦突入によってそれも阻まれました。
戦後、法案化は建設省でも触る程度にしか検討されず、昭和44年にわが国で初めて住宅基本法案を議員立法として提出したのは公明党でありました。その後も公明党は平成3年までに計8回、国会に提出しましたが、いずれも審議未了に終わっております。今国会においてこそ、建設的かつ有意義な議論が行われることを心より期待して、真剣な質疑を行っていきます。
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2006年03月30日
『コンパクトシティーの構想』
こんにちは(^^) あっという間に2週間が経過してしまいました・・・。
3月末になり桜の花も咲き香り、いよいよ春到来という感じですね。
さてこの2週間は所属する委員会(国土交通・法務・沖縄北方)での質問やタウンミーティング等々、バタバタと走り回っておりました。
国土交通委員会ではタイトルにあります『コンパクトシティーの構築』に向け都市計画法等の法案審議がスタートしました。郊外に無計画に立地してしまった大規模集客施設。これはこれで家族連れを中心としてひとつのアミューズメント施設的な要素を兼ね備え、多くの方に親しまれているのも事実です。一方で、昔ながらの商店街や駅前商店が衰退の一途をたどり、今後の少子高齢化社会の進展、地域コミュニティーの低下、これらに伴う地域防災力の低下等々、負の側面も散見され始めているのも事実です。
こうした現状を踏まえ、公明党が一貫して主張し続けているのが『コンパクトシティー構想』つまりそこに住む人々の顔の見える街、その街に住む世代を超えた交流のある街づくりです。その実現に向けて今回の法改正が第一歩になります。充実した審議を通し、この国の形を見出していけるよう努力して参ります。
投稿者 ito-wataru 公明党ならでは, 国土交通 【コメント (0)】 【トラックバック (0)】
2006年03月08日
『安全』な国づくり
国会では今、運輸の安全性向上のための鉄道事業法等の一部改正の議論が行われています。その中での議論を一部ご紹介します。
「エラーは避けられない(確立は下げられる)」(ミスをしやすい条件がそろえば誰もがミスをおかす)あるいは「違反も起こりうる(理由があれば誰もが違反する)」 だからこそ、ヒューマンファクターズの視点からエラーと違反の芽を摘み、エラーが事故につながらない対策、事故の被害を最小限にとどめる対策が必要。
効率性と安全性のバランスにおいても、「収入がなければ安全投資が出来ない」「経営が健全でなければよい人材が集まらず、従業員のモラールも低下する」等々・・・。
安全の確保に「現状維持」はなく、「弛みなき努力」が要求されると思います。新幹線の安全監理にも携わってきた一人として、安全には相当な投資が必要ということも肌で感じてきました。それを国家レベルでどう実現するのか?
この課題の議論は尽きることがありません。悲しい事故を二度と起こさないとの決意にたち、さらなる努力を重ねる所存です。
投稿者 ito-wataru ご報告, 国会審議, 国土交通 【コメント (0)】 【トラックバック (0)】
2005年11月26日
「安心」と「安全」
こんにちは(^^)
24・25は姉歯設計事務所によるマンション等偽造設計問題に関連して、国土交通委員として現場視察やマンション住人の方々および近隣住人の皆さんからの要望等のヒアリング、それを受けての大臣申し入れを行いました。
この問題は大臣曰く”災害”とも言える緊急事態であり、来週も引き続き国会並びに国土交通省において、第一義として地震の際に倒壊の恐れのあるマンションにお住まいの皆様への移転先の確保等の対応、同時並行して国全体の状況調査、原因の究明、対策の検討に取り組みます。一日も早くこの国に「安心」と「安全」を取り戻すために!
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2005年10月17日
国土交通委員会での初質問
それにしても東京は雨ばかり。。。
やっぱり人間の心って、天気に左右されるんですよね。なんとなく。
明日は国土交通委員会での初質問。まずは得意分野の鉄道に絡めて、開かずの踏切対策、鉄道の高架化の推進を中心に質問させていただく予定です。
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