2008年11月02日
新経済対策の速やかな実行を!!
様々な方々と対話を重ねながら、景気の先行き不透明感を肌で感じる日々だ。靴の修理屋さんやうどん屋さん、銭湯の従業員さん等々、地域で聞こえる声も厳しいものがほとんど。景気を下支えし、今一度、回復基調を取り戻すことが最重要課題だと痛感する。
先週の10月30日(木)、麻生総理が生活支援を前面に押し出した新経済対策を発表した。今後、平成20年度補正予算や平成21年度予算等において、速やかに実行に移してゆかねばならない。
その中には、本年夏以来、我が公明党が強く主張してきた政策が数多く盛り込まれている。暮らしに関するものとして最大の力を注いできたのは定額減税だ。物価が上昇するものの賃金が上がらないという現状を踏まえ、家計の下支えをすべく主張してきたこの政策は、総額2兆円、4人家族で約6万円程度の定額給付金という形で結実しつつある。
最終的に給付金形式としたのは、減税の場合、所得税が年末から年度末にかけて実施されるのに対し、住民税が来年の6月にずれ込むため、効果が分散される懸念があることや、自営業者の場合は来年度末まで恩恵が行きわたらないなどの理由からだ。逆に給付金形式にすれば、就労形態等に影響されることなく、一気に支給し最大限の効果を発揮できる。
もちろん定額減税に限らず、住宅ローン減税の大幅拡充、3歳から5歳の第2子以降への特別手当、妊産婦検診無料化の拡充、正規雇用促進のための企業への奨励金も経済対策として盛り込まれた。さらに、介護従事者の報酬アップについても3%程度の引き上げを目途に詳細を詰めていくことも決定された。
さらに中小企業支援では、いわゆるセーフティーネットを大幅に拡充し、実質的に全ての不況業種に対して融資が行きわたるよう緊急保証枠制度と貸付で合わせて30兆円規模とすることも決定された。しかしこれは、どう運用するかがポイントだ。いくら保証枠が整っても、それを貸し出す銀行等の対応が硬直化したままであれば効果は限定的。どこまでも現場に足を運び、それぞれの将来性を見極め、本当の意味で日本を支えて下さる数多の中小零細企業の支援に全力を挙げねばならない。そこにこそ、この国の未来を創る、知恵と技術が集積していると信ずる一人だから。
どこまでも、ピンチをチャンスに変える人間の力を信じて今日も走り続ける。
コメント
お元気でしょうか?ご無沙汰しております。名古屋にいるときは大変お世話になりました。私は今も石川県でサッカーを続けております。わたるさんのご活躍は遠い金沢の地まで届いております。
これから寒くなっていきます。お体にはお気をつけて、がんばっていきましょう!
投稿者 Mさん : 2008年11月09日 17:09
いとう先生
いつもホームページを拝見しております。
先日政府の経済対策として住宅ローン控除の過去最大規模の拡充(600万円)というものが発表されましたが、これは本当に生活者のためになるのでしょうか?
定率減税により2兆円規模で国民に平等に配布される地域振興券に比べ、平成21年度入居者のみが得をする住宅ローン減税は明らかに不平等です。
特に、平成20年度入居者は、控除額が160万円と最も低く、住宅ローン支払いに苦しんでいます。このようなすでに住宅ローンに苦しんでいる人に対しても控除の拡大をしていただきたいと思います。
インターネット上では、平成20年と平成21年のあまりに大きな差に関して政府に対する批判が高まっているので、すでに先生のお耳にも入っているかと思いましたが、
失礼を承知で一筆とらせていただきました。
最後に先生のご多幸を引き続き応援しております。よろしくお願いいたします。
一支持者。
投稿者 Sさん : 2008年11月05日 00:21
いくら保証枠が整っても、それを貸し出す銀行等の対応が硬直化したままであれば効果は限定的。≫
非常に大事な視点だと思います。
銀行は、全額保障をされていても窓口の融資担当者は自力返済ができない企業に融資してという部分をマイナス評価されるために、審査の厳しさはほとんど変わらないのが現実です。
そこに政治がどれだけ力を発揮できるかだと思います。
強い銀行など金融機関への指導力を望みます!
頑張ってくださいm(__ __)m
投稿者 seigi552008 : 2008年11月03日 16:08

