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2011年07月20日

新エネルギーの現状

こんにちは「いとう渉」です。台風6号の被害が各地で発生しています。引き続き台風情報には注意が必要です。

さて、新エネルギーの現状を整理しておきたいと思います。

経産省の資料によれば、09年度の日本の総電力供給における種別の比率は、水力が8.3%・火力が61.4%・原子力が29.3%・太陽光などの新エネが1.1%。

では、新エネルギーの未来はどうか。本日の日経新聞・経産省資料等を参考にまとめると次のようになる。まず太陽光。現状の発電コストは1kw時あたり37~49円と火力発電(天然ガス)の4~6倍程度。太陽電池は光を電気に変える変換効率が10%台半ば。「量子ドット太陽電池」なるものを開発すれば、理論上この変換効率を60%以上にあげることも可能とか。こうなれば天然ガスなどの水準に並ぶが、実現にはまだ20~30年という時間が必要という。

この間をどうつなぐか。火山国の日本には地熱資源が豊富なため、地熱発電の潜在力は約2350万kw。原発の約23基分に相当する。ただし、その8割が国立公園内に集中しており、使えているのは54万kwに限られているとのこと。風力発電は洋上を利用すれば約1600万kwが可能と推定されるが、漁業権との調整が問題になるとか。

7月15日午前、国会内で開かれた閣議後の閣僚懇談会。中野寛成国家公安委員長が菅首相に対し「脱・原発依存」宣言に対する見解を正したところ、「国民に方向性や自分の決意を述べておく時期ではないかと考えた。私個人の考えだ」と答えたとか。ある程度の裏付けとなる、現状把握や将来の見通しがなく“個人の考え”を国民の前で披歴したのだとすれば、あまりにも幼稚すぎる。

2重ローン対策、がれき処理、原発賠償の仮払いなど目下の課題解決に全力で取り組みつつ、我が国の進むべきを映し出せる真の政治家としての実力を身に着けていかなければならない。

投稿者 いとう渉 政策・主張

2011年07月11日

迷走を続ける政府与党〜ストレステストとは?

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こんにちは「いとう渉」です。今朝は地下鉄・堀田駅にて街頭からスタート。先週は東京スカイツリー付近の錦糸町駅にて青年委員会の街頭。来春の開業以降、東京スカイツリ−にもクールアースデーへご協力いただけるようお願いに伺った。

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ここのところ“原子力発電所のストレステスト”という言葉をよく耳にする。これは、どの原発の設計も建設時に安全基準に上積みされた余裕分があり、ストレステストは余裕分がどれくらいあるかを示すものだ。 基準を超えた重大事故や自然災害にどれだけ耐えられるか評価する。

経済産業省原子力安全・保安院は、テストはあくまでこの余裕分を調べて信頼性を高める追加的な評価と位置づける。安全基準を満たしていれば運転可能だという立場は崩していない。ただし、定期検査のように機器を点検するものではない。評価項目を決めてコンピューター解析し、弱みや安全余裕が無くなる限界を調べるものだ。

安全性を確認する意味での一つのツールではあるが、突然降ってわいたように実施に至るところが、今の政権そして総理の危ういところだ。もちろん現時点において、ストレステストの結果、弱点があっても電力会社に改善させる強制力はない。行き当たりばったり、いわゆる“世の中の空気”のようなものに迎合するだけのリーダーなら、とてもこの国を託すわけにはいかない。

2030年に電力の30%を自然エネルギーでまかなう国を目指す−2010年に公明党が掲げたマニュフェストだ。そのためには、電力の固定価格買取制度、スマート・グリッドなど、着実な技術開発や制度の検討が必要。トータルビジョンの整理に総力を結集すべきではないか。そのとき、官僚機構を最大限に活用するべきだ。立法と行政の連携の悪さが、震災復興をはじめ、様々な政策推進のスピードを遅くしているように思えてならない。

すでに、与党内部にあっても建設的な議論が行われていない様子がもれ聞こえてくるあり様。我が国の立て直しには政権を変えるしかないやに思えるが、被災地のことを考えれば解散総選挙など考えられない。

本当に難しい局面が続くが、今の立場で全力を尽くすのみ。

投稿者 いとう渉 政策・主張

2011年07月04日

政治家は国家の経営者ではないのか?

民衆のなかへ。この不滅の魂の炎の連帯のなかにこそ、新しき歴史は生まれゆく。
民衆ほど、偉大な力はない。
民衆ほど、確固たる土台はない。
民衆の叫びほど、恐ろしきものはない。
民衆の前には、いかなる権力者も、富豪も、名声も、煙のようなものである。

こんにちは「いとう渉」です。日本は、もう一度基本に立ち返って、国づくりを、その根本となる人づくりを、そのために本当に民衆の側に立つ政治家を輩出しなければならないと、痛感する毎日。

先週は税と社会保障についての提言が政府・与党からなされた。これから与野党協議を進めるとのことだが、根本的な信頼関係が崩れている中、どう前に進めるのだろうか。

もとより、大変に大切な課題。与野党が逆だった時代には、民主党は一切協議に乗るつもりがなかったこともあらためて明記しておく。その上で、だからその仕返しというつもりもさらさらない。しかし、自分の党内もまとめられないリーダーと協議するというのも些か無理がないか。

この問題は、国家の根本課題。加えて経済政策・財政再建、そして震災復興等々、依然として課題は山済みであり、その山は時とともに大きくなっている。

震災の復興にも、社会保障の議論にも、財源が必要だ。日本にはGDPの2倍になろうとする借金もある。まさに、与野党を超えて乗り越えねば、越えられない大きな山だ。

再生エネルギー法案も大切だが、国家の土台が不安定では、どんな政策も砂上の楼閣となってしまう。

いいかげんに、人気取りばかりの判断を改め、真に国民のための議論を国会で徹底的に戦わせて欲しい。それには痛みも伴うかもしれないが、その先に新しい未来があることを示すのが、国家の経営者たる政治家の役目だと信ずる。

投稿者 いとう渉 政策・主張コメント (1)

 
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